理想の相手とは長続きしない
理想の相手なんて大抵陳腐なものだ。
自分が考えた人物像が現実に存在したとして、魅力的であることはまずないだろう。
例えば漫画において、世の中で創作された全てのキャラクターの中で人を惹きつけているのは何%だろうか?
天才的な漫画家が何十、何百と作ったキャラクターの中で数人が長年愛されるキャラになる。
ベジータのようなキャラを素人がぽんぽこ生み出せる訳がない。
結局「理想の相手」なんてものは描いた所で一瞬だけ輝ける、もしくは一瞬ですら輝けない。
運良く出会え、仮に恋人同士になったとしても、すぐに魅力を感じなくなる。
そんな理想の相手を躍起になって探すぐらいなら、その労力を目の前の人の魅力を探すことに費やす方が幸せになる近道だ。