緊張しない方法
「どうすれば緊張せずに済むか?」その方法を書くつもりはない。
そもそも「緊張は悪い状態である」という考えが間違っている。
緊張は良いものである事は実証されている。それを示した理論が「ヤーキーズ・ドットソンの法則」だ。
この理論では適度に緊張していた方が、全く緊張していない状態よりも高いパフォーマンスを発揮することを示している。
緊張とは、そもそもどんな現象なのだろうか?
ホルモン的に言えばノルアドレナリンが分泌されている状態だ。ノルアドレナリンは分泌されることにより、集中力・身体機能が向上する。
ざっくり言うと「緊張すること」は「集中すること」である。「緊張しやすい」のは「集中しやすい」ということだ。
「緊張とは集中している状態である。」こう考えることが重要だ。
(参考文献)
樺沢 紫苑(2018)いい緊張は能力を2倍にする 文響社