安酒一杯

「常識で考えろ!」「普通に考えたら分かるだろ!」子供の時に怒られた。でも、「常識」ってなに?「普通」って?大人になってから考えてみた。

いじめを無くす方法。

解決策は子供や親が「学校は行かなくてもいい。」という考えを持つ事だと思う。

いじめが起きている時に解決したいと思う人は意外と少なかったりする。友達や先生、或いは親までもが問題を重視せず、解決したい側にいないこともある。

しかし、解決したい側に確実にいる人がいる。それは「いじめられている人」だ。

確かに正義感のある子供や先生がいれば、任せておけば解決するかもしれない。でもそんな人がいるとは限らない。誤解を恐れずに言えば、先生にはいじめが起きていようと、世間に知られなければ構わないという人もいる。だから学校によるいじめの隠蔽が行われる。

そうであれば、いじめを確実に解決するには「いじめられている人」が行動を起こさなければならない。

では「いじめられている人」が出来る解決策とは何だろうか?

それは「逃げる」ことだ。逃げるという単語が負けた様に感じるのであれば「学校の友達を切り捨てる」と考えるとどうだろうか?こっちから縁を切るのだ。

そもそも、いじめは学校に行かなければされない。LINE等によるいじめはブロックをすればいい。それができないのは「学校は人生において重要なコミュニティだ。」とか「学校に行くことが重要だ。」と思っているからだ。

だから学校を重要視するのをやめればいい。「嫌なら転校すればいい。」「勉強は学校に行かなくてもアプリや参考書ですればいい。」「友達は習い事とか地域の集まり、或いはネット上でつくればいい。」そう考えればいじめられる様な学校に行く必要は無くなる。

そういう考えを皆が持てば、いじめが頻繁に起こる学校からは生徒が減る。生徒が減れば廃校になる。いじめを放置する学校は潰れ、逆にいじめを解決する学校が残る。そうすればいじめ放置の学校からいじめ対策をしっかりやる学校に生徒が移る。結果的にいじめは減るのではないだろうか。

問題点は学校は生徒に残ってもらう為に過剰なサービスをする所が出てくるかもしれない点だ。この点には上手く調整をしなければならないが、いじめを無くしたいのであれば「学校なんて大したコミュニティじゃない。」と考えることが重要だと思う。